無辺世界

日記のようなもの

ただ同じ日々を過ごしてるだけなのにどうしてこうもいろいろな感情が湧くんだろう。どうしてあの人は僕にあんな話しをしたんだろう。その時僕はどうしてなにも言えなかったんだろう。後悔ばかりを繰り返して生きてきた。
とりとめのない話しをした。僕は今でも覚えている。僕は、そんなことはもういいからもっと大事な話しをしたいと思っていたから。だから、今でもこうして思い出したくなくても思い出したりする。嫌な思い出だから。最後にもう一度会えたとして、言いたいことを全部言えたとして、本当に最後だとして、それでも忘れることはできないんだろうな。きっともう病気なんだろうな。いま実際に会うところを想像してみたら、それだけで緊張して吐きそうになった。
頭が悪い。どうしようもない。はやく死にたい。嘘だけど。

頭の中ではカタミチカラの「知りたくない」が流れていた。