無辺世界

日記のようなもの

好きと嫌い、私とあなた。

下北沢を1人で歩いていた。
すれ違った名前も知らない若い男女はでかい声で話しあっていた。
自分以外の人が幸せに見えた。
集団行動は苦手だと思う。
なにがそんなに楽しくて笑ってるんだろう。僕にも教えてほしい。僕だって笑っていたい。

気になっていたバンドのライブを見た。ボーカルはなんだかパッとしないけど、決して明るいとは言えない音楽性にあっている印象だった。他のお客さんにはどう映ったかわからないが。繊細であることが生きるうえでいいことなのか悪いことなのか、いまだにわからないが、このバンドはかっこいいと思った。

苦手だなと思う人がいた。大してその人のことなんて知らないのに。そうしたらその人が放つ言葉全部が嫌に思えてきて、僕の視界からいなくなってほしいと思った。僕もあの人からこんなふうに思われていたのかもしれない。