無辺世界

日記のようなもの

日記


やっぱり今日もだめだった
こんなんなら今日がこなければよかった
でも今日みたいな日がないとだめだった
よくわからないことばかり考える

最近みた映画の話をした
思ってたより上手く話せて
好きなんだなあと思った
吐き出せる場所がまだあったんだなあとも思った

自分の話をしたがる
あの人のことも頭にあるから
あの人のことも話す
あの頃の僕はいろいろと突っ走ってた
見栄を張って
馬鹿だったなあ

なにも考えてないわけないけれど
君はなにも考えてないように眠る

僕はいつも最後に眠る
多分不眠症だから病院へ行ったほうがいい


朝目が覚める
サイレンの音はただの目覚まし時計の音だった

家をでて君と反対方向へいく
知らない人がぼくと向かいあう
君と知らない人の背中を見てるひまもなく走る
すぐに息が切れて
体力がおちたなあとどうでもいいことを嘆く

あの日々はなんだったんだろう
もうすぐ君の誕生日だ
それなのに僕は死ぬことばかり考えている