無辺世界

日記のようなもの

こわい

人と会って話しをした。
初対面の人と話すのはいつまでたっても緊張する。頭ではいろいろ考えていても思うように口は動いてくれない、いつも沈黙がただすぎていくだけである。女性が苦手だ。自分にとって初めて勇気を振り絞って伝えた一つの告白も、思っているようには到底いくはずもなく、呆気なく幕を閉じ、いつまでもいつまでも引きずっている自分と、自分がいない世界をなんとも思わず過ごしているあの人。一生このままの状況であるなら、自分は生きている価値などあるのだろうか。嫌なこと(主に人間関係)が多すぎて逃げてばかりいる、立ち向かおうともしない自分だが、誰かに必要とされたいというわがままも消えず、人と別れ、自分のことをつまらない人だと思われていないか不安になりながら、頭を抱えて、家に帰った。

頭の中ではLyu:Lyuの「メシア」が流れていた。