無辺世界

日記のようなもの

流れ星を眺めて途方に暮れる
幸せになる方法がわからない。
幸せがなんなのかすらわからない。
幸せってなんだ。楽しいってなんだ。

頭のいい人になりたい。理解力のある人になりたい。始まりから終わりまで考えられる人になりたい。君は最初からできていたんだ。僕はいつまでたってもできない。常に劣等感がつきまとう。
当たり前のことを当たり前のようにできる人間になりたかった。
なんでも起用にこなす君が羨ましかった
君は君なりの苦労があるのはわかるけど
僕の苦労とどっちが大きいだろう

いつか訪れる終わりに怯えてばかりいる
はじめからわかっていたんだ
君が隣にいたあの日々を
永遠に続けばいいと願ったって
どんなに強く想っていたって
届かない報われない現実
僕は僕のことで精一杯で
昨日とは違うなにかを求めてばかりで
ほんの小さな優しさを見逃してしまう
今になってやっと君の優しさに気づく
今になってやっと僕が僕だと気づく
君の優しさに救われた
こんなふうに誰かを救いたいよ
その「誰か」はもう、君ではなくなったんだ

僕は誰を幸せにできるんだろう
誰が僕を幸せにできるんだろう

やっぱり僕は、君みたいに上手く笑えない